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【ミニレポート】もしもし演劇部番外編|お茶会(茶話会)でネタ集め

「もしもし演劇部」

「もしもし演劇部」は弘前エクスチェンジ#05「ナラヒロ」のプログラムのひとつとして、2000年代に3度にわたり美術館になる前のれんが倉庫で開催された弘前市出身の現代美術作家・奈良美智の展覧会にまつわる個々人の体験の記憶などをリサーチしながら、オムニバス形式の演劇作品を創作します。完成した劇は、2022年度展覧会[秋冬プログラム]「もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?」会期中の12月18日に展示室で上演します。

11月11日。この日の活動は「もしもし演劇部」の活動本編に付随した番外編的な活動として、お茶会(茶話会)行いました。

お茶会?ネタ会?

本編活動時間内では紹介しきれなかった奈良美智展弘前にまつわるエピソードなど、あり教頭がたくさん持っているネタをざっくばらんに紹介できる機会があれば…ということで急遽企画しました。
あり教頭と親交が続く当時のボランティアスタッフの高橋さんとオンラインで繋ぎ、当時のお話をお聞きする時間も設けました。

*あり教頭とは…奈良展ボランティア経験者でharappaのスタッフを経て美術館職員となった当館スタッフ。もしもし演劇部では教頭先生のようなポジションで部員からは「ありさん」と呼ばれています。

zoomで高橋さんと繋ぎ、当時のことで覚えていることや印象的なことなどお聞きしました。
勤務中のお忙しいところ、ご対応いただきありがとうございました!

お茶会ではお話を聞きながら、気になった言葉を次々に付箋に書き出していきました。

高橋さんのお話だけでホワイトボードが埋まるほどの付箋メモができました。

お茶会の後半はあり教頭から奈良展のエピソードをあれこれ聞く時間に。
この活動のために「エピソードカード」を用意しました。

いぬの絵はもしもし演劇部部員の大路さんが描いたもの。
カードをめくるとトピックが書かれています。

カードをめくりながら、出てきたトピックについて時間が許す限り、エピソードを紹介してくれました。これまで出てこなかった吉井千代子さんにまつわるお話もたくさん聞くことができ、盛り上がる場面も。

この活動で書かれた付箋のメモはもしもし演劇部の部室に掲示中です。
ここから上演の中身が生まれてくるかも…
部室に足を運んだ際は、覗いてみてください。


▼前回の活動レポートはこちら


(記録:宮本)
(撮影:小杉、宮本)