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弘前エクスチェンジ

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弘前れんが倉庫美術館で取り組んでいる「弘前エクスチェンジ」の活動レポートをまとめています。 このプログラムでは弘前出身あるいは弘前ゆかりのアーティストや、地域の歴史や伝統文化に新… もっと読む
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#弘前

【小さな起こりインタビュー】小さな起こりリサーチメンバーによる奈良展関係者へのインタビュー記録

今回は弘前エクスチェンジ#05「ナラヒロ」の小さな起こりリサーチプロジェクトのメンバーの田中弘美さんが自身で行ったインタビューの記録です。 テキスト執筆者より 「奇跡の展覧会」とも称される(*)、弘前での奈良美智さんの3回の展覧会。今回は3人の方へのインタビューを通して、この展覧会が弘前の街や人に何をもたらしたのか探ってみたいと思います。 (*)当時、奈良美智展弘前の実行委員をされていた弘前大学名誉教授・須藤弘敏先生の論文「ナラヒロ 奇跡の展覧会 ―2002年弘前市吉野町

【レポート】もしもし演劇部成果発表公演「A to A」開催しました!

「もしもし演劇部」 「もしもし演劇部」は弘前エクスチェンジ#05「ナラヒロ」のプログラムのひとつとして、2000年代に3度にわたり美術館になる前のれんが倉庫で開催された弘前市出身の現代美術作家・奈良美智の展覧会にまつわる個々人の体験の記憶などをリサーチしながら、オムニバス形式の演劇作品を創作します。 無事上演終了しました 創作した作品の発表公演を、2022年12月18日(日)に実施しました! 雪の降る悪路の中でしたが、関係者を合わせて約60名のお客様にご来場いただきまし

【レポート】もしもし演劇部8・9回目活動|「まもなく上演です」完成に向けてブラシュアップ

「もしもし演劇部」 「もしもし演劇部」は弘前エクスチェンジ#05「ナラヒロ」のプログラムのひとつとして、2000年代に3度にわたり美術館になる前のれんが倉庫で開催された弘前市出身の現代美術作家・奈良美智の展覧会にまつわる個々人の体験の記憶などをリサーチしながら、オムニバス形式の演劇作品を創作します。完成した劇は、2022年度展覧会[秋冬プログラム]「もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?」会期中の12月18日に展示室で上演します。 あと数日後は上演本番! 8回目およ

【レポート】もしもし演劇部6・7回目活動|「こうやって出来上がる」ストーリーづくり

「もしもし演劇部」 「もしもし演劇部」は弘前エクスチェンジ#05「ナラヒロ」のプログラムのひとつとして、2000年代に3度にわたり美術館になる前のれんが倉庫で開催された弘前市出身の現代美術作家・奈良美智の展覧会にまつわる個々人の体験の記憶などをリサーチしながら、オムニバス形式の演劇作品を創作します。完成した劇は、2022年度展覧会[秋冬プログラム]「もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?」会期中の12月18日に展示室で上演します。 12月に入り、すっかり外は雪景色とな

【レポート】もしもし演劇部5回目活動|リサーチを振り返って「さあ、どうやって何を作ろう?」

「もしもし演劇部」 「もしもし演劇部」は弘前エクスチェンジ#05「ナラヒロ」のプログラムのひとつとして、2000年代に3度にわたり美術館になる前のれんが倉庫で開催された弘前市出身の現代美術作家・奈良美智の展覧会にまつわる個々人の体験の記憶などをリサーチしながら、オムニバス形式の演劇作品を創作します。完成した劇は、2022年度展覧会[秋冬プログラム]「もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?」会期中の12月18日に展示室で上演します。 全10回の活動のうち、この日の活動は

【ミニレポート】もしもし演劇部番外編|お茶会(茶話会)でネタ集め

「もしもし演劇部」 「もしもし演劇部」は弘前エクスチェンジ#05「ナラヒロ」のプログラムのひとつとして、2000年代に3度にわたり美術館になる前のれんが倉庫で開催された弘前市出身の現代美術作家・奈良美智の展覧会にまつわる個々人の体験の記憶などをリサーチしながら、オムニバス形式の演劇作品を創作します。完成した劇は、2022年度展覧会[秋冬プログラム]「もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?」会期中の12月18日に展示室で上演します。 11月11日。この日の活動は「もしも

【レポート】もしもし演劇部4回目活動|生きた言葉に触れて集めて「当時をよく知る人にインタビュー」

「もしもし演劇部」 「もしもし演劇部」は弘前エクスチェンジ#05「ナラヒロ」のプログラムのひとつとして、2000年代に3度にわたり美術館になる前のれんが倉庫で開催された弘前市出身の現代美術作家・奈良美智の展覧会にまつわる個々人の体験の記憶などをリサーチしながら、オムニバス形式の演劇作品を創作します。完成した劇は、2022年度展覧会[秋冬プログラム]「もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?」会期中に展示室でドラマリーディング(朗読劇)形式で上演します。 4回目の活動では、

【レポート】もしもし演劇部3回目活動|ドラマを見つけよう!ポーズで表現「思い出のワンショット」

「もしもし演劇部」 「もしもし演劇部」は弘前エクスチェンジ#05「ナラヒロ」のプログラムのひとつとして、2000年代に3度にわたり美術館になる前のれんが倉庫で開催された弘前市出身の現代美術作家・奈良美智の展覧会にまつわる個々人の体験の記憶などをリサーチしながら、オムニバス形式の演劇作品を創作します。完成した劇は、2022年度展覧会[秋冬プログラム]「もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?」会期中に展示室でドラマリーディング(朗読劇)形式で上演します。 前回の工作を経て

【レポート】弘前エクスチェンジ#05「ナラヒロ」小さな起こりリサーチプロジェクト(活動4〜5回目)

弘前エクスチェンジ#05「ナラヒロ」 「ナラヒロ」とは弘前れんが倉庫美術館になる前の煉瓦倉庫(吉井酒造煉瓦倉庫)で2000年代に3回にわたり開催された、弘前市出身の現代美術作家・奈良美智の展覧会のことで、ボランティアとして展覧会に関わった方々の一部で呼ばれていた通称です。今回の弘前エクスチェンジでは、このナラヒロについて思い出し、振り返り、そして考える活動を行います。 小さな起こりリサーチプロジェクトとは れんが倉庫が美術館へと生まれ変わる大きなきっかけとなった現代美術

【コラム】きっと誰も忘れないよ|小さな起こりエッセイ

今回は弘前エクスチェンジ#05ナラヒロの小さな起こりリサーチプロジェクトのメンバーで、2022年展覧会秋冬プログラム「もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?」(以下、もしもし展)の会場づくりサポーターとしても参加してくれた中林瑛南さんによるエッセイです。 テキスト執筆者より はじめまして、小さな起こりリサーチプロジェクトメンバーの中林瑛南です。リサーチの活動がきっかけで、今回もしもし展のボランティアへのお誘いを受けました。 内覧会の日につけた日記に付け足しながら、感想